ご参考までに、一般的な「おいしいご飯の炊き方」をお教えします。
1.お米をとぐ
まず、たっぷりの水を注ぎ、手早く2~3回大きくかき回し、水洗いします。
◆その洗い水を完全に捨てた状態で、米を手の腹で押し出すようにして前にずらし、ギュッギュッとリズムをつけて手早くとぎます。
◆1回につき10回くらいこの動作を繰り返します。その都度、水を入れ替え、白く濁った水を捨てます。同じように、3~4回くらい繰り返します。
◆あまりゴシゴシとぎ過ぎると米にひびが入り、かえって美味しく炊けません。ぬかを落とす程度にしてください。
◆とぎ終わったら、もう一度水を注ぎ、手早く大きくかき回し、にごり水を捨てます。(2~3回繰り返す)
※とぎ終わってからザルにあげ、そのまましばらく置く方がいますが、乾燥してお米にひびが入り、美味しく炊けませんので注意。
2.水加減
標準的には、洗う前のお米の容量の約1.2倍が目安です。(お米の重さで1.4~1.5倍)
新米の時期は少々水は少なめに、お好みで加減してください。
3.水につけておく
炊飯器のスイッチを入れる前に、お米に水を吸わせる為、水に漬けておきます。
夏・・・30分以上 冬・・・1~2時間 急ぐ時・・・50度のお湯に15~20分くらい
4.じっくり蒸らす
炊飯が済んだら、3~5分後に再びスイッチを入れ点火。電気釜なら10~15秒、ガス釜なら5秒程度。
こうすることで余分な水分がぬけ、おいしくなります。
最近は高機能な炊飯器が数多くありますが、お米の味は、水加減やとぎ方、お米の品種で変わってきますので、色々と試してみてください。
2014-10-03 23:17