あれから3年が経ちました。もう3年なんですね。
急に涙が出てきたり、急に不安な気持ちになったり、心無い言葉をかけられたこともありました。あまり思い出したくないですね。今は、スタッフ一同まあ何とかがんばっております。
さて、福島うまいもの便りを通して、お取り寄せ頂ける皆様には本当に感謝です。ありがとうございます。
地震の影響で建物倒壊が相次ぎ、町並みは変わってしまいました。まだまだ更地が目立ちます。
市役所は、いまだ仮庁舎で、本庁舎は地震で壊れ、解体されたままです。
整理していたら大震災後3月11日~13日の写真が出てきましたので、アップします。
屋根から落ちてきた瓦などの落下物で怪我をした人も多くいました。
物流はストップいたしました。日頃から非常食や水の用意があるとよいと思います。また、近所に井戸があれば知っておくとよいと思います。
福島県須賀川市は、地震発生時間の影響があると思いますが、火災があまり発生しませんでした。大火事になっていたらと思うと恐ろしく思います。
また、須賀川市の藤沼湖は、地震で土手が崩れ、大決壊をしました。土砂や濁流で、家が流され、未だに行方不明の子供さんもおります。津波のようだったそうです。内陸でも、大きな池や沼、河川の決壊にも注意が必要です。いまだ藤沼湖は復旧工事ができておりません。
日本全国どこで大地震が起きるかわかりません。皆様、日頃からの準備が大事です。
弊社は、原発事故により複数の企業取引がなくなり、ウン千万円の売り上げがなくなりました。青くなりましたけど、仕方ないといえば仕方ないことです。そのような取引が再開すれば、風評被害が完全に払拭されたと感じられると思います。残念ながら福島県産は、まだまだ需要が無いようです。切ないですね。
積極的に福島県産を購入される方には、頭が下がります。本当にありがとうございます。
赤十字へ募金された方、会社のイベントで景品に福島県産をプレゼント、学校のイベントで福島県産を販売、商店街のイベントで福島県産の紹介、ご成約特典で福島県産をプレゼント、仮設住宅で炊き出しのお手伝い、ボランティアで復旧のお手伝い、などなど、多くの方々のお話を伺いました。本当にありがとうございます。
皆様のできることをお願いしたいです。私たちもがんばります。
今後とも福島、被災地の復興を祈って頂けたら幸いです。
皆様のお気持ちを大事にしていきます。
<東日本大震災 福島県須賀川市内>
建物の1階が潰れています。このような事は、阪神淡路大震災でも見られました。耐震が弱い建物は注意が必要です。
道路に穴が開いております。地盤が弱いところは、日頃から調べておくとよいかもしれません。
古い建物は、簡単に壊れてしまいます。ブロック塀が崩れた所もありました。もし、人が歩いていたらと思うと心配になります。
いろいろと語りつくせませんが、いざという時の準備や心構えが大事かと思います。ご参考にしてください。
2014-03-11 20:42